永久抹消登録と一時抹消登録の違いとは?

公開日:2024/07/15  

廃車 永久抹消登録と一時抹消登録の違い

車を廃車にする際には、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類があります。それぞれ手続き方法やメリット・デメリットが異なるため、正しく理解することが重要です。本記事では、永久抹消登録と一時抹消登録の違いについて詳しく解説します。車廃車の手続きで迷っている方、どちらの方法を選択すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

永久抹消登録とは?

永久抹消登録とは、登録されている自動車の情報を完全に消し去る手続きです。永久抹消登録を行うと、その自動車は今後再び登録することができなくなります。一般的には、自動車が古くなり価値がなくなった場合や修理が不可能なほどの損傷を受けた場合に行われるものです。

永久抹消登録を行うには、自動車を解体してから申請する必要があります。解体業者に持ち込んで自動車を解体し、その後に抹消登録の手続きを行うのが一般的な流れです。

永久抹消登録のメリット

永久抹消登録を行うと、自動車税や自賠責保険の還付金を受け取れます。これは、すでに納付済みの税金や保険料が月割りで計算され、未使用期間分が返金されるためです。ただし、軽自動車の場合は自動車税の還付が行われない点に注意が必要です。

永久抹消登録の大きなメリットは、自動車を保管する場所が不要になることです。自動車が解体されるため、保管場所を確保する必要がなくなり、解体後は鉄スクラップや中古部品として再利用されます。

永久抹消登録のデメリット

永久抹消登録のデメリットとしては、解体してからでないと申請できない点があげられます。年度末に解体を依頼しても、業者の繁忙期によっては解体が遅れる可能性があり、その場合は翌年度に課税されることがあるのです。

また、永久抹消登録を行った自動車は再び登録することができないため、後になって再利用したいと思っても新たに登録することは非常に困難です。このように、永久抹消登録は自動車の価値がなくなり、再利用が難しい場合に行われる最終手段といえます。

一時抹消登録とは?

一時抹消登録とは、自動車の登録を一時的に抹消する手続きです。一時抹消登録を行うと、その自動車は公道を走行できなくなりますが、再び新規登録を行えば公道を走行できるようになります。

一時抹消登録は、自動車のナンバープレートと車検証を返納することで行われます。解体をともなわないため、自動車自体はそのままの状態で保管することが可能です。

一時抹消登録のメリット

一時抹消登録の大きなメリットは、自動車税の課税対象から外れることです。自動車を所有しているだけで毎年課税される自動車税ですが、一時抹消登録を行うことで課税を避けられます。

また、すでに納付済みの自賠責保険の還付金も受け取れるため、経済的なメリットも大きいのが特徴です。さらに、一時抹消登録は再登録が前提の手続きであるため、自動車の価値がまだ残っている場合に適しています。

一時抹消登録のデメリット

一時抹消登録のデメリットとしては、自動車を保管する敷地が必要になる点があります。公道を走行できないため、自動車を保管するための場所を確保する必要があるのです。

また、自動車重量税は還付されないため、車検時に納付済みの重量税の返金を受けらないのです。一時抹消登録は、たとえば一時的に車を利用しない場合や中古車販売店で展示される自動車に適用されています。

自動車の価値がまだ残っている場合や再度公道を走行する可能性がある場合に、一時抹消登録を行うとよいでしょう。

永久抹消登録と一時抹消登録の向いている人の特徴

永久抹消登録と一時抹消登録、それぞれどのような人が向いているのでしょうか。

永久抹消登録が向いている人

永久抹消登録が向いているのは、自動車を今後一切使用しないと決めた人です。具体的には、自動車が古くなり、修理費用が高額になる場合や重大な故障や事故により修理が不可能な場合は、永久抹消登録が最適でしょう。この場合、自動車としての価値がなくなっているため、解体して鉄スクラップや中古部品として再利用することが一般的です。

また、もう自動車を所有する予定がない場合引っ越しなどで自動車が不要になる場合も永久抹消登録が向いています。この手続きを行うことで、自動車税や自賠責保険の還付金を受け取ることができ、経済的な負担を軽減できるのです。

さらに自動車を保管するスペースがない場合、永久抹消登録を行うことで保管場所の確保を気にする必要がなくなります。解体されるため、自動車を長期間保管する手間がはぶけるのです。

一時抹消登録が向いている人

一時抹消登録が向いているのは、将来的には再び自動車を使用する可能性がある人です。以下のような状況に当てはまる場合は、一時抹消登録が適しています。

たとえば、海外赴任や長期旅行などで一時的に車を使用しない場合、一時抹消登録を行うことで、自動車税や自賠責保険の支払いを一時的に停止できます。再び帰国後や旅行から戻った際に、簡単に再登録が可能です。

また、中古車販売店にとって、一時抹消登録は便利です。展示車両に一時抹消登録を行うことで、保管期間中の自動車税の課税を避けることができ、販売時には再登録して公道を走行できるようにします。

さらに一時的に車を使用しないが、将来的には再び使用する予定がある場合や季節ごとに使用する車(たとえば、キャンピングカーやスポーツカーなど)に一時抹消登録は有効です。これにより、維持費を節約しつつ、必要なときに再登録して利用できます。

まとめ

永久抹消登録と一時抹消登録にはそれぞれ異なる特徴とメリット、デメリットがあります。永久抹消登録は自動車の価値がなくなり、再利用が難しい場合に行われる最終手段であり、自動車税や自賠責保険の還付金を受け取ることができます。

一方、一時抹消登録は自動車を一時的に使用しない場合や、中古車販売店で展示する場合に適しており、再度登録が可能である点が特徴です。どちらの手続きを行うにしても、自動車の登録抹消に関する手続きや必要書類について事前にしっかりと確認しておきましょう。

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